G11 シルフィ試乗記 (2006年1月25日記)
2005年12月、4ドアセダンの「ブルーバード・シルフィ」が5年ぶりにフルモデルチェンジしました。先代の「ブルーバード・シルフィ」は、つい最近までTV-CFがON AIRされていましたのでまだ記憶に新しいことと思いますが、緑の森の中で自然に優しく環境への配慮を前面に打ち出したものでした。しかし新型「ブルーバード・シルフィ」では、都会的なシチュエーションの中、ハイセンスな女性が優雅に振る舞い、車のファッション性をアピールしたものとなりました。私だけかもしれませんが、そもそもセダンと言えば男性的なイメージがあり、「ブルーバード」のネーミングそのものも同様のイメージがあります。新型「ブルーバード・シルフィ」では、セダンと女性との組み合わせをターゲットとし、女性へのアピールを強調したものとなっているようですが、どこまで自分で理解できるのだろうかと心配しつつ試乗に臨みました。
今回試乗させていただいたのは、2.0リッターエンジンにエクストロニックCVT(無段変速機)をもつ「20M」。新型「ブルーバード・シルフィ」には他に同じ2.0リッターのユニットを持つ20G、20Sがあり、装備の違いによりグレード分けされています。また、1.5リッターユニットのものには2WDと4WDの2グレードが存在し、合わせて5グレードの構成となります。